「投資ってなんだか怖い」「やっぱり貯金が一番安心」——
そう思っていた私が、今では“貯金よりも投資派”になりました。
インフレや将来の生活を考えたとき、お金の置き場所を見直す必要があると感じたからです。
実際に投資を始めてみて、資産が増えただけでなく、経済や社会への関心も深まりました。
今回は、私の体験を通じて「なぜ今、貯金だけでなく投資も必要なのか」をお話しします。

① 貯金だけで安心できる時代じゃない?
私はもともと「お金は貯金しておくのがいちばん」と思っていました。
通帳の残高が増えていくと安心感があり、何かあった時にもすぐ使える。
けれどある時、「金利って、今いくらつくんだろう?」と調べて驚きました。
定期預金でも年間0.002%の時代。100万円を1年間預けて20円……?
その一方で、物価はじわじわと上がっている。
同じ100万円でも「買えるもの」が減ってしまう。
このままで本当に大丈夫?と不安になったのが、投資に関心を持ったきっかけでした。

投資は「お金に働いてもらう」手段
投資というと「ギャンブル」「怖い」といったイメージが強いかもしれません。
実際、私も最初はそう思っていました。でも、調べていくうちにわかったのは、
投資とは「お金に働いてもらう仕組みを作ること」。
少しずつ積み立てて、長い目で育てていく。
そんなスタイルがあると知り、まずは少額から始めてみることにしました。

実際に投資してどうだった?
投資信託を中心にコツコツ積み立てを始めました。
始めた時期が良かったのか、思った以上に増えていて正直驚いています。
もちろん、元本割れのリスクもゼロではありません。
けれど、「お金が働いてくれている」という感覚が、
私にとっては大きな気づきと自信につながりました。
投資をすると、社会を見る目が変わる
投資をしていると、ニュースや政治・経済の動きが“自分ごと”になります。
- 「なぜ円安が進むと株価が上がるのか?」
- 「アメリカの金利がどう影響するのか?」
知識が自然と広がっていきました。こうした視点は、家計の判断にも役立っています。
貯金と投資、どちらも大切。でも…
もちろん、現金を手元に置いておく安心感も大事です。
生活費や緊急時の備えは貯金にしておき、余剰資金で投資をする。
このバランスが、自分にとって一番しっくりきています。
「貯金=守る力」「投資=育てる力」
この2つをバランスよく持つことが、これからの時代を生きる知恵なのかもしれません。
🌱 まとめ|「安心」も「ゆとり」も、どちらも大切に
投資は決して特別な人だけのものではありません。
少額でも、知識がなくても、「未来の自分のために始めてみよう」と思えたら、それが最初の一歩です。
お金は“安心”だけでなく、“ゆとり”や“自由”にもつながっていきます。
今日の記事が、あなたの暮らしを見つめ直す小さなきっかけになれば嬉しいです。
📚 投資初心者におすすめの本
- 『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元・大橋弘祐)
- 『知識ゼロですが、NISA・iDeCoをはじめたいです』(横山光昭)