旅行って、日常を忘れてワクワクできる大切なイベントですよね。
でも、どんなに計画を立てていても、思わぬ失敗をしてしまうことってありませんか?
私自身、これまで何度も旅に出かけてきましたが、いまだに「あのときの失敗は忘れられない…!」という経験がいくつかあります。
そこで今回は、私の実体験から「旅先でやってしまった!」という大失敗を4つ紹介します。
どれも笑い話にできるようになった今だからこそお伝えできますが、当時は本当に焦りました…。
これから旅行を計画している方、失敗を未然に防ぎたい方の参考になれば嬉しいです!

【失敗談①】飛行機が目の前で出発!?まさかのスタート大失敗
ヨーロッパ旅行(イギリス・フランス・イタリア)に友人と出かけた時のことです。
私の住んでいる地域は地方なので、海外に行くには国内線で都市部の空港まで移動し、そこから国際線に乗り継ぐ必要があります。
この時も、関西空港から出発する便に乗るために、朝早く福岡空港へ向かうことに。
自家用車ではなく、時間を有効に使えると思って高速バスを利用しました。
…これが失敗の始まりでした。

高速バスが渋滞に巻き込まれた!
朝の道路は思った以上に混んでいて、バスは大渋滞に。
「間に合うかな…」と何度も時計を見ましたが、刻一刻と出発時間が迫ってきます。
そして、空港に着いた時には、なんと飛行機が目の前で離陸した後…!
まさに、「行っちゃった……」という言葉しか出てきませんでした。
結局、追加料金を支払って成田から出発
その便を逃したことで、イギリス行きの国際線にも間に合わないことが判明。
慌てて代替ルートを探し、結局、成田空港から出発する便を取り直すことに。もちろん追加料金も発生…。
1日遅れで、なんとかイギリスに到着することができました。
この失敗からの学び
- バス移動は、渋滞のリスクを想定しておくべき!
- 「間に合うだろう」ではなく、「もしも」の余裕を持ったスケジュールを立てる
- 空港までのアクセスは、最悪のケースを想定して複数の選択肢を検討しておく

旅行の最初からこんな大失敗で、かなり凹みましたが、今となっては笑える思い出です。
とはいえ、同じような失敗を誰かが繰り返さないように、こうしてお伝えしておきます!
【失敗談②】憧れの「オペラ座の怪人」なのに…気づけば爆睡!
イギリスに到着したその日の夜、私たちはロンドンの劇場で『オペラ座の怪人』を観に行きました。
ミュージカルの本場で、あの有名作品を生で観られるなんて、まさに夢のような体験…のはずだったのですが――
なんと私、ほぼ全編、寝てしまっていたんです!!
疲れと時差ボケには勝てなかった…
もちろん、オペラ座の怪人を観に行ったこと自体ははっきり覚えています。
劇場の雰囲気、客席のざわめき、開演直前のワクワク感…。でも、肝心の内容が全く思い出せないのです。
それもそのはず。
気がつけば、舞台がクライマックスを迎える頃まで、私はグーグー熟睡。
音楽が大好きな友人は大満足だった様子で、「本当に素晴らしかったね〜!」と感動していたのに、私は「う、うん…」と曖昧に相づちを打つのが精一杯。
原因は…旅の疲れと体力の差!
言い訳をするなら、到着直後で時差ボケ&頭痛があり、体が限界だったんです…。
でも、一緒にいた友人は元気そのもの。これが“体力の差”なんだと痛感しました。
この失敗からの学び
- 感動体験は、体力が整ってこそ!
- 無理してスケジュールを詰め込まないことが大切
- 疲れているときは、思い切って休むのも旅を楽しむコツ
せっかくの素敵なミュージカルだったのに、こんな結果になってしまって本当に残念…。
でもこれ以降、「旅先では休息も旅の一部」と考えるようになりました。
【失敗談③】ルーブル美術館、行っただけで終了!?


フランス滞在中、ベルサイユ宮殿には予定通りスムーズに行くことができました。
「さすが世界遺産!」と圧巻の建築美に感動しつつ、次に向かったのは――
そう、世界的に有名なルーブル美術館。
モナリザをはじめ、誰もが知る名作がずらりと並ぶ夢の場所。
私もずっと「いつか行ってみたい」と思っていた場所でした。
でも……結果から言うと、観られませんでした。
閉館5分前に到着…ああ、なんてタイミング!
ルーブル美術館に着いたのは、なんと閉館5分前。
「もしかして、ギリギリでも中に入れてくれるかも…?」という淡い期待もよぎりました。
けれど、日本人として恥ずかしい行動だけはできないと・・・
「もう2度と来れないかも…」でも、ルールはルール
そのとき、「この先、もう二度と来られないかもしれない」という気持ちが湧き上がりました。
でも、なぜか心の中で“正義感”が出てきてしまったのです。
「ここでゴネたり、無理を言ってはいけない」
「ルールを守るのも旅人としてのマナー…」
そう思って、潔く諦めました。
結果…ルーブル美術館は“行っただけ”に
結局、中には入れず。
外観を眺めただけで、美術館をあとにすることに…。
まさか「来たのに何も観ていない」という結果になるとは思いませんでした。
この失敗からの学び
- 開館・閉館時間は、事前にしっかりチェック!
- 観光施設は、余裕を持って到着するスケジュールを!
- 「せっかく来たから!」と無理をするより、潔い諦めも大切(でも悔しい!)
今でも「なんであの時もっと早く行かなかったんだろう…」と悔しさが残っています。
でも、これも旅の経験。次に訪れるときには、絶対にリベンジします!
【失敗談④】「えっ、荷物がない!?」帰国後の空港でまさかの事態
楽しかったヨーロッパの旅も終わり、いよいよ日本へ帰国。
関西空港に無事到着し、「あ〜やっぱり日本って落ち着く〜」とホッと一息。
あとは荷物を受け取って、家に帰るだけ…のはずでした。


でも、いくら待っても…スーツケースが出てこない!
ターンテーブルの前でしばらく待っても、私たちの荷物が出てきません。
「ん?」「まだかな?」「まさか…」
不安がどんどん大きくなり、係員に問い合わせてみると――
まさかの「荷物、成田空港に行ってます」
なんと、私たちのスーツケースは成田空港に運ばれてしまったとのこと!
どこでどう間違ったのかは分かりませんが、まさかの行き先違いにびっくり!!
幸い、自宅まで配送してもらえることに
幸い、荷物は無事に見つかり、後日自宅まで無料で配送してもらえることになりました。
大切な思い出の品やお土産も入っていたので、一安心。
でも…疲れた体で「荷物がない」と言われたあの瞬間の衝撃は、今でも忘れられません。
この失敗からの学び
- 乗り継ぎや経由地の確認はしっかりと!
- スーツケースにネームタグや目印をつけておくのは大事!
- 万が一に備えて、機内持ち込みに最低限の着替えや薬も入れておくと安心
旅は最後まで何があるか分からない――。
まさにそう感じた出来事でした。



本当に最後まで珍道中だったね!
この旅の記念に
最後に、この旅行の思い出として買ったお気に入りのお土産を紹介します。
それは――
「大英博物館」と「ベルサイユ宮殿」の写真集です。
どちらも、その場に立った時の感動をもう一度味わいたくて、迷わず購入しました。
展示物や建物の写真が美しく収められていて、ページをめくるたびに旅の記憶がよみがえります。
しかも、嬉しいことに日本語版が販売されていたので、解説も読みやすく、旅の余韻をじっくり味わえます。
「また行きたいな」と思ったとき、この本たちを開けば、あの空気感を思い出せる。
そんな、大切な旅の“お守り”のような存在になりました。




まとめ:失敗も思い出。だから旅はやめられない


旅では、日常では味わえないさまざまな体験ができます。
行き先はもちろん、「誰と行くか」によっても、その旅の色は大きく変わります。
一人旅、友人との旅、家族との旅――
どれもすべてがかけがえのない経験となり、きっとその後の人生に何かしらの影響を与えてくれるはずです。
今回の旅は、振り返ればちょっとした珍道中でしたが、
不思議なことに一度も喧嘩はせず、むしろ友人との絆はより深まりました。
そして何より、「ピンチをチャンスに変える力」が少しだけ自分の中に育った気がします。
旅には失敗がつきものです。
でも、それを怖がっていたら、きっと得られるはずの経験を逃してしまいます。
「失敗は成功のもと」。
だからこそ、これからも私は、失敗を恐れず旅に出かけたいと思います。
読んでくださったあなたも、どうか迷わず――
次の旅へ、一歩踏み出してみてくださいね。



