犬や猫は人間にとって最も身近な存在です。約1万5千年前に遡ると人間は犬を家畜化し、牛や馬など様々な動物とも共に暮らしていた歴史があります。このように人間にとっての動物は大昔から切ってもきれない大切な絆があります。
うちは犬を飼っているけど、いつも爪切りや狂犬病注射の時に動物病院にお世話になってるよ。
動物って愛情や癒しをくれる大切な存在なんだ。
愛 玩 動 物 看 護 師 誕 生!
愛玩動物って難しい言い方ですが、簡単に言うと「ペット」のことです。つまり愛玩動物看護師とは、ペットの看護師の資格をもった人(国家資格)ということになります。
自分が買っている動物が怪我をしたり、病気になった時には、動物病院に連れていきますが、そこで働いている方々はどんな人がいるでしょう。
まず獣医さんですね。獣医さんとは、動物のお医者さんです。そしてその獣医さんを支える人が、看護のスタッフさんです。今までは人間の看護師さんのように、診療の補助はできませんでした。(病気を見て治す医師のの補助ができないこと)
しかし2023年4月から「愛玩動物看護師」という新しい資格が誕生しました。それにより、診療補助の一部ができるようになりました。獣医師の指示のもとで、動物に飲み薬をあげたり、検査のための血液を採る注射をしたりできます。また迷子になった時に飼い主が分かる器具「マイクロチップ」を動物の体に埋め込むこともできます。
飼っている犬が迷子になった時とっても探したよ。チップがあるとすぐに見つけられるみたいで助かるね。
でもよく迷子になっていたので、考える必要があるかな。
よく新聞で「犬を探しています」という記事を見かけるけど、チップがあることで、迷子になる犬や猫が減るといいね。
これからの動物の医療にますます期待が膨らみます。
愛玩動物看護師がんばれー!!応援しています!
うちの愛犬の脱走
うちの犬は、生後3〜4ヶ月で動物愛護センターから家族の仲間入りをしました。くるくる回る犬で、真っ直ぐ歩くことが難しかったので、散歩が大変でした。
それより大変だったのは、つないでおくとリードが巻き付いて短くなっていて、ポチが動けない状態になっていることでした。そこで庭に放し飼いにすることにしました。
家を囲っている柵の間から抜けないように、網を張りました。それからオーバードアもつけました。
ところがそれでも隙を見て脱走しました。
1回目はうちに来て9ヶ月くらいのまだ子犬の時です。まさかの脱走でした。何日も帰らないので心配で、心配で警察や愛護センターに電話かけたり、地域の新聞の「タウンパケット」にも掲載しました。当時私はお腹に赤ちゃんがいましたが、仕事が終わるとお腹も心配しながらもずっと探し続けました。
何日か経った日曜日の朝。窓の外に、真っ黒に汚れて痩せた犬が立っているではありませんか。すぐさま窓を開け「ぽち。どこに行ってたの。よく帰って来れたね。」と餌をたくさん食べさせたことを覚えています。自力で何日もかかって帰ってきて、犬は本当にすごい!
それからは脱走しても、1、2時間では家に帰ってくるようになりました。近所でもよく「見かけたよ」と声をかけられるようになりました。
さらなる脱走
14歳位の頃またまた泊まりの脱走をしました。いつもすぐ帰って来ていたので今回もと思っていたのですが、なかなか帰っては来ませんでした。近所を探したけれど、見つかりませんでした。翌日には帰っているだろうと心配しながらも期待していました。
朝になってもポチの姿が見えず交通事故にでも巻き込まれたらと思うと気がきではなく、近くの警察に電話しました。その時は「今のところ保護されていない」とのこと。親戚も手伝ってくれ、捜索をしました。それでも見つからなく、夕方になりました。最後の頼みで地域全体の警察署に電話をかけました。
そしたら首輪の色、犬の特徴を伝えると、「それと似た犬がここに保護されています。」との返事!すぐ迎えに行きました。警察官の方の話によると、早朝、高速道路にいた所を、運転されている方が見つけて、危ないので通報して下さったみたいです。
無事保護されて本当によかったです。通報してくださった方、警察の方ありがとうございました。
その犬も今年5月末で15歳を迎えます。足がふらついていますが、まだ散歩に行く時だけはぴょんぴょんと走り回ります。これからもずっと見守っていきたいです。
脱走した時には、愛護センターと地域全体の警察署に連絡がおすすめです。特に警察署は土日関係ないので連絡がつきやすいです、