投資を始めたころ、私はインデックス投資を中心に取り組んでいました。
確かに王道で安心感のある方法。でも、どこか「味気なさ」を感じていたのも正直なところ。
そんな私にとって、高配当株との出会いはまさに投資の“新しい楽しさ”でした。
最初に配当金をもらったときの喜び。
そして、配当が入るたびに感じる「目に見えない安心感」。
今では、インデックス投資と高配当株投資を**“心とお金のバランス”で並行して運用**しています。
今回は、そんな私が高配当株にこだわる理由を、実際の体験を交えてお伝えします。
③ 私が高配当株を選ぶようになった理由
過去に、個別株の値上がり益を狙って投資をしていた時期がありました。
でも、雰囲気だけで選んでしまった結果、気づけば大きな含み損…。
何とか売り抜けようと焦る中で、感情の波に振り回されて損切りした苦い経験があります。
また、インデックス投資だけでは値動きに一喜一憂するだけで、“手応え”のようなものが感じられませんでした。
そんなとき出会ったのが、高配当株。
株価が多少上下しても、定期的に配当金が入ってくる。
それが、数字以上に「気持ちの支え」になったんです。

④ 配当金がくれる“心の余裕”と、具体的な恩恵
配当金は、ただの「お小遣い」ではありません。
実際、先月(6月)は配当金が30万円を超えました。
この配当で、ちょうど車検代をカバーできました。
さらに、夏の旅行資金の一部にもあてる予定です。
こうした体験を通じて思うのは、
「働いていない時間にも、お金が入ってくるという安心感」
です。
増配の発表があると、さらに嬉しくなります。
“時間を味方につける”という投資の魅力を、心から実感しています。

⑤ 高配当株投資で私が気をつけていること
高配当株には魅力がたくさんありますが、決して「配当が高い=安心」ではありません。
私も最初のころは、利回りの高さだけを見て飛びつき、後から「しまった…」と思ったことがありました。
そこで、今は次の3つのポイントを大切にしています。
✅① 利回りだけで選ばない
一見、利回りが6%以上あると「お得!」と感じがちですが、
極端に高い利回りは、業績悪化や株価下落による“結果”であることもあります。
「なぜ利回りが高いのか?」
「この配当は維持できそうか?」
を必ずチェックするようにしています。
✅② 減配や無配リスクを意識する
企業の利益が減れば、当然配当も減ります。
私は、過去の配当実績や増配傾向を確認するようにしています。
例えば、10年以上連続増配している企業や、配当性向が無理のない範囲(50%未満)に収まっているかなども参考にします。
✅③ 分散投資を徹底する
最初のころ、特定の1社に資金を集中させていた時期もありました。
でも、もしその会社が減配すれば、安心感が一気に揺らぎます。
今は、業種や地域を分散して、配当源を複数持つことでリスクを抑えるようにしています。

⑥ まとめ|高配当株は、私にとって“心と家計の味方”
投資と聞くと、「難しそう」「損しそう」と感じる人も多いかもしれません。
でも私は、高配当株に出会ったことで、
お金に対する気持ちが少しずつ変わっていきました。
毎月ではないけれど、数カ月に一度“自分へのごほうび”のように入ってくる配当金。
それは単なる収入以上に、
「私にも、未来の安心をつくる力があるんだ」と思わせてくれる存在です。
これからも、自分らしく、心地よく、
“使うことも楽しめる投資”を続けていきたいと思います。
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