毎月3万円の配当金があったら、ちょっとした贅沢や、趣味・旅行の足しになる」
そう考えたことはありませんか?
私も以前は、“配当金生活”は一部の富裕層の話だと思っていました。
でも、コツコツ投資を続けていく中で、日本株や米国株を組み合わせて配当収入を得られるようになり、今では毎月の生活にちょっとした安心感をもたらしてくれています。
今回は「月3万円の配当金を得るにはどうすればいいのか?」というテーマで、
● 必要な資金の目安
● 高配当銘柄の選び方
● 米国株と日本株の違いや注意点
など、私の体験も交えながら分かりやすくご紹介していきます。

月3万円の配当を得るには、いくら必要?
まず、「月3万円=年間36万円の配当金」を得るには、どのくらいの資金が必要なのかを考えてみましょう。
利回りによって必要資金は大きく変わります。
年間利回り | 必要な元本(年間36万円) |
---|---|
3% | 約1,200万円 |
4% | 約900万円 |
5% | 約720万円 |
たとえば、配当利回りが4%の銘柄で運用できれば、900万円の元本で年36万円=月3万円の配当が得られる計算になります。
ただし、利回りが高いほどリスクも上がることがあるので、「高すぎない、でも安定感のある銘柄」を選ぶことが大切です。
米国株と日本株、それぞれの良さと悩みどころ
私は米国株も日本株も保有していますが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
🗽米国株の特徴
- 連続増配の実績が多い(10年・25年超など)
- 配当が年4回あるので、収入のタイミングが分散できる
- ETF(例:VYMやHDV)を使えば分散も簡単
- ただし最近は利回りがやや低め(VYM:約2.8%〜3.2%)
- そしてやはり、為替リスク(円高になると受取額が減る)がつきものです
🏯日本株の特徴
- 比較的高い配当利回り(4〜5%の銘柄も多い)
- 為替の心配がなく、円で配当を受け取れる安心感
- 株主優待などの魅力もある
- ただし業績に左右されやすい銘柄もあり、減配リスクもゼロではありません
私自身、「個別株は魅力的だけど減配が怖い」と感じて、なるべく業績が安定していて増配を続けている企業やETFを選ぶようにしています。
実際に私が意識している投資スタイルとは?

私は、日本株・米国株を合わせて100銘柄以上に分散投資しています。
ここまで分散しているのは、「どれか1つが減配しても、他でカバーできる」という安心感があるからです。そもそも減配リスクのある企業には投資しないことです。
🔸米国株で意識しているのは…
- 連続増配企業(例:ジョンソン&ジョンソン、P&G など)
- 高配当ETF(VYMやHDV、JEPIなど)で広く分散
- 配当月をずらして、年間を通して安定的に収入が入るように調整
🔸日本株で意識しているのは…
- 業績が安定していて財務体質が堅い企業
- 配当性向が極端に高すぎない=今後も配当が続けられそうな会社
- NISA口座も活用して非課税の恩恵を受けながら長期保有
インデックス投資との違いと使い分け
よく聞かれるのが、「高配当投資とインデックス、どっちがいいの?」という質問です。
これは目的次第です。
投資スタイル | 主な目的 | 向いている人 |
---|---|---|
高配当投資 | 配当収入(インカムゲイン) | 毎月のキャッシュフローが欲しい |
インデックス投資 | 資産の成長(キャピタルゲイン) | 老後資金や長期資産形成をしたい |
私は、どちらかに偏るのではなく、「どちらも取り入れる」ことで、
成長の期待と、毎月の安心感を両立させています。
📌まとめ:月3万円の配当は、意外と現実的!

- 月3万円の配当=年36万円
- 利回り4%なら900万円、5%なら720万円が必要(NISA口座と特定口座では金額が異なります)
- 日本株と米国株、それぞれの特性を知って、自分に合ったスタイルを選ぼう
- 分散投資で減配リスクを分散しながら、配当生活の第一歩を踏み出せる!
「配当が毎月入る」というのは、数字以上に心の支えになるものです。
焦らず、でもコツコツ。楽しみながら配当を育てていきましょう。