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50代主婦のリアル比較|地銀 vs ネット銀行メリット・デメリットとは?

投資信託って、なんだか怖そう…」
そう思っていた私が、投資の世界に一歩踏み出すきっかけになったのは、ある日、地元の銀行で対応してくれた銀行員さんとの会話でした。

当時の私は、投資や資産運用のことなど何も知らず、家計を守ることに必死な30代主婦。
でもその銀行員さんからすすめられたインデックス型の投資信託が、私の資産づくりの第一歩になりました。

ハラハラする場面もありました。元本が減ってしまった時期もありました。
それでも10年間、途中で解約せずに運用を続けた結果、約20%の利益を出して満期を迎えることができたのです。
この経験が、私にとって「投資って面白い、続けてみたい」と思える大きな転機になりました。

そしてさらに資産管理に目を向ける中で出会ったのがネット銀行
手数料の安さや使いやすさに驚き、「もっと早く使っていれば…」と正直思いました。

でも最近はネット銀行でも不正送金などのトラブルが報道されており、特にご年配の方にとっては「ネット銀行って本当に安心?」という疑問もあるかと思います。

そこで今回は、地銀とネット銀行、両方を実際に使ってきた50代主婦の視点から、メリットとデメリットを比べてみたいと思います。
銀行選びに悩んでいる方、投資を始めたいけれどどこで口座を開けばいいかわからない方へ、少しでも参考になればうれしいです。

目次

地銀のメリット・デメリット

地銀(地方銀行)のメリット

1. 窓口で相談できる安心感

地銀の最大の魅力は、やはり対面での相談ができることです。
投資信託を始めた頃の私は、ネットの情報だけでは不安で、銀行員さんに直接質問したり、資料を見ながら話を聞けたことがとても心強かったです。
特に投資初心者には、「話を聞ける人がいる」ことは大きな安心材料になります。

2. 長年の信頼と地域密着型の対応

振込や年金、住宅ローンなど、地元の銀行ならではのサービスや対応の柔らかさがあります。
ATMや支店も近くにあって、生活に密着している点もポイント。年配の家族にとっても「わかりやすい」「使いやすい」と感じることが多いようです。

地銀のデメリット

1. 手数料が高め

地銀では、投資信託の販売手数料や信託報酬が高めの商品が多い傾向があります。
当時は「勧められたから」という理由で選びましたが、今思えば、手数料がもう少し安ければ利益はもっと増えたかも…と感じる部分もあります。

2. 商品の選択肢が少ない

地銀では取り扱っている商品が限られていて、「他の投資信託も見てみたい」と思っても選択肢が少ないと感じることがありました。
金融リテラシーが上がってくると、もう少し自分で選びたいという気持ちになる方も多いかもしれません。

3. オンライン対応が弱い

ネットバンキングやスマホアプリの使い勝手がイマイチだったのも事実です。
アクセスが遅い、画面が見づらい、できることが限られている…と感じる場面がいくつかありました。

ネット銀行のメリット・デメリット

ネット銀行のメリット

1. 手数料が圧倒的に安い

ネット銀行を使ってまず驚いたのは、各種手数料の安さでした。
振込手数料が無料になる回数が多かったり、ATM手数料も条件付きで無料になったりと、家計管理にやさしい仕組みが多くあります。

iDeCoやNISAの運用でも、信託報酬の安い商品が選べるので、長期で見れば大きな差になります。

2. 操作が簡単でスピーディー

スマホで残高を確認したり、数分で振込が完了したりと、とにかく使いやすいのがネット銀行の魅力。
地銀のときには「わざわざATMへ行かないと」と思っていた手間が、今ではスッとスマホで済むようになりました。

3. 商品ラインナップが豊富

国内外株式、投資信託や定期預金、外貨、iDeCoなど、手数料が安く、選べる商品が非常に多く自分に合った運用スタイルを選びやすいのが魅力です。

ネット銀行のデメリット

1. 対面相談ができない不安

何かあったときにすぐ相談できる人がいないという点は、特に投資初心者やご年配の方にとっては不安材料かもしれません。
チャットやメールの対応はあるものの、「人に聞けない」という壁を感じることもあります。

2. セキュリティは自己管理が必要

最近は不正送金のニュースも多く、ID・パスワードや端末管理の重要性が増しています。
慣れてしまえば怖くありませんが、最初は「本当に大丈夫かな…」と感じたのも正直なところです。

私のおすすめ|「併用」という選択

地銀とネット銀行、どちらにもメリット・デメリットがあります。
私の場合は「地銀は地域と密着して、顔が見えて安心」という気持ちがあります。「ネット銀行は生活費や投資、貯蓄用」に最適で使いやすいです。どちらか一方とはなかなか難しいので役割を分けて併用しています。

どちらかに絞る必要はありません。
それぞれの強みを活かしながら、自分に合った使い方を見つけていくのが、無理なく続けられるポイントだと思います。

まとめ|時代と自分に合わせた賢い銀行選びを

投資を始めたきっかけは、地銀の窓口で教えてもらったインデックス投資。
そこから資産運用の世界に目を向け、ネット銀行を使うようになってからは、さらに選択肢が広がりました。

今では「早く知っておけばよかった」と思うほど、ネット銀行は便利で、資産管理の味方です。
とはいえ、すべての人にネット銀行が最適というわけではありません。

大切なのは、自分や家族のライフスタイルに合った銀行選びをすること。
そして、少しずつでも知識を深めて、安心してお金と付き合っていけたらいいですね。

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