アルバイト禁止の高校生がお金を学ぶ方法|親子で始めたメルカリ体験
高校生の子どもはアルバイト禁止。
ではどうやってこの長い休みにお金を増やすか・・・が子どもにとっては重要。
親としても「働くこと」や「お金の価値」は早いうちに学んでほしい…。
そんな思いから、この夏休みに親子でメルカリに挑戦しました。
子どもが担当したのは写真撮影から商品紹介、値段付けまで出品に関すること全部。
私は梱包を担当し、お互いの得意を活かしながら進めました。
結果、親子で協力しながら“働くこととお金”について多くの学びがありました。
アルバイト禁止でも学べる「働く体験」
学校の規則でアルバイトができない高校生。
その一方で「お金はどこから来るのか」「働くとはどういうことか」を学ぶ機会は必要です。
メルカリは家庭内でできるので安心。
しかも「実際に商品が売れる」というリアルな経験を子どもが体感できました。また働いた分は利益の半分をお小遣いとして渡すことにしました。
親子で自然に役割分担
子どもが担当したのは、写真撮影、紹介文、値段付け、出品作業。
私(親)は梱包と発送を担当しました。
最初は「お手伝い感覚」だった子どもも、だんだん慣れてきて、
パソコンで仕入れ表を作ったり、スマホで価格を調べて判断したり。
気づけば私より仕事が早く、頼もしい存在になっていました。
お互いが苦手を補い合い、得意を活かせる“チーム”のような関係になりました。私にとっては一番ありがたい協力者になりました。

子どもが学んだこと
- お金は「働いた結果」として得られる
- 写真や説明文を工夫すると売れやすくなる=努力が成果に直結する
- 欲しいものを買う時に「これを得るには何点売ればいいのか?」と考えるようになった
机の上で学ぶ知識ではなく、実体験を通じて「お金と労力のつながり」を理解したことは大きな成長だと思います。
親として感じたこと
「ただお小遣いを渡す」のとは全く違う手応えがありました。
一緒に作業をする中で会話が増え、「今日はどんな商品が売れた?」と共有できる喜びも、楽しさも再出品が有効なことも肌で感じることができました。
子供はこの短期間で、パソコンの知識も増えスプレットシートで仕入れ表を作成することができるようになったり、売れる手立てを考え工夫したりできるようになりました。
子どもにとってはお金の学び、私にとっては子どもの成長を感じる時間になりました。

家庭でできるリアルなお金教育
メルカリは単なるフリマアプリではなく、教育ツールとしても活用できます。
- 成果と報酬の関係が分かる
- 自分の役割を持ち、責任感を学べる
- 親子で一緒に取り組むから、安心して社会経験を積める
「アルバイトができないから学べない」のではなく、家庭でも工夫次第でリアルな学びの場は作れると実感しました。
まとめ
夏休みに親子で取り組んだメルカリは、教育としても大きな意味がありました。
「働く→収益→分配→使う」という流れを体験することで、お金の価値を実感。
そして親子で役割を分担し、協力して取り組んだ時間そのものが、かけがえのない学びになりました。
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