株式投資を始めたばかりのころ、私は「なんとなく良さそう」という雰囲気で銘柄を選んでいました。
ニュースで話題になっている企業。
YouTubeで「これから来る!」と言われた投資信託。
正直、中身もよく分からないまま買っていました。
その結果…
個別株では大きな含み損を抱えて、泣く泣く損切り。
投資信託でも、マイナスが膨らみ続けて塩漬け状態。
今思えば、「知らないまま投資をしていた」ことが一番の失敗でした。
でも、そんな痛い経験を通して学べたこともたくさんあります。
今回は、そんな私の体験からお伝えしたい、
「初心者がやってはいけない株式投資5つ」をお届けします。

① 雰囲気や感覚で買ってしまう(=なんとなく投資)
「この株、なんか人気ありそう」
「最近CMでよく見るし、きっと伸びるはず」
そんな“なんとなく”の判断で買った銘柄が、実は業績不安の企業だったことも…。
気がつけば株価は下がり続け、なぜ下がっているのかも分からずに損切りする羽目に。
✅対策:
- 会社の内容(何をしているか)を調べる
- 利益が出ているか、赤字でないか確認する
→ 証券会社のアプリや四季報を活用すると便利です!
② よく分からない投資信託を買ってしまう
YouTubeで「この投信すごい!」と言われていた商品を、よく分からないまま買ってしまったことがあります。
あとで見てみたら、信託報酬が高い上に、ハイリスクな海外株ばかり。
一時的に上がっても、すぐに大幅マイナスに…。
✅対策:
- 投資信託の「中身」と「手数料(信託報酬)」を確認
- 楽天証券・SBI証券なら詳細ページで比較できます
- 人気商品でも、自分の目的に合うかどうかを見極める
③ 株価が下がっても希望を捨てず“ナンピン”してしまう
「下がってるけど、安くなったから買い増ししよう!」
いわゆる“ナンピン買い”をして、さらに損失が広がったことも…。
冷静に考えれば「なぜ下がっているか」を見極める必要があったのに、
私は感情で動いてしまっていました。
✅対策:
- 株価が下がった「理由」を調べる(業績悪化?市場全体?)
- 買い増しは「長期で自信のある銘柄」に絞る
④ 感情に流されて売買してしまう(焦り・期待)
一時的に上がると「今のうちに利益確定しなきゃ!」とすぐ売却。
逆に、下がっても「戻るはず」と思って持ち続けて損失拡大…。
今振り返れば、感情で投資をしていただけでした。
✅対策:
- 自分の中で「売るルール」を作る
例)+10%で利確、−10%で損切りなど - 毎日の株価に一喜一憂しない!冷静に判断

⑤ 一点集中で投資してしまう
「この株が伸びる!」と信じて、資金のほとんどを1社に投資。
それがまさかの業績悪化で、資産が一気に減りました。
株は「何があるか分からない」。だからこそ、分散が大事なんですね。
✅対策:
- 複数の銘柄に少しずつ投資する
- インデックス投信やETFも活用して“分散投資”
【まとめ】失敗してこそ見えてくる、投資の本質
こうして振り返ると、「知らないこと」が一番のリスクでした。
でも、学びながら続けていくことで、
少しずつ「自分に合った投資スタイル」が見えてくるようになりました。
今では、配当株やインデックス投資、ETFなどを中心に、
自分のペースで楽しく投資を続けています。
これから始める方にも伝えたいのは、
「焦らず、調べて、ゆっくりでも続けていこう」ということ。
失敗しても、立ち止まって、学び直せば大丈夫。
私のように“痛い経験”から学んだ人もたくさんいます。正しい知識を身につけ未来に向かって資産形成していきましょう。
