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年金 ちゃんと把握していますか?自分の年金を知ろう!

皆さん、「自分は年金に加入している」という意識はお持ちかと思います。でも、将来いくら受け取れるかまではご存知でしょうか?

実は、自分が将来どのくらい年金を受け取れるのかを知ることで、「これからいくら貯金しておけば安心か?」という将来設計のヒントが見えてきます。

年金の見える化には、大きく分けて3つの方法があります。
1つ目は、日本年金機構から年に1回届く「ねんきん定期便」。
2つ目は、
厚生労働省が提供する「公的年金シミュレーター」。
そして3つ目は、より詳しく確認できる「ねんきんネット」です。

「公的年金シミュレーター」は、年金定期便の情報を使えば手軽に試算できますが、あくまで簡易的な計算なので、実際の支給額と差が出ることもあります。
一方、「ねんきんネット」は日本年金機構が提供しており、より正確で詳細な情報を確認したい方にぴったりのツールです。

今回はこの2つのオンラインツールと、ねんきん定期便を活用して、自分の年金を簡単に確認する方法をご紹介します。年金について一歩踏み込んで知るきっかけにしていただけたら幸いです。

準備するもの

スマートフォン・マイナンバーカード・パスワード

目次

さあやってみよう! マイナポータルアプリでの調べ方の場合

スマートフォンを使っていらっしゃる方はマイナポータルのアプリをインストールして下さい。それから下記のようにマイナンバーカードをスマートフォンで読み取ります。詳しく知りたい方にはこちらをお勧めいたします。

それが終われば「おかえりなさい わたし」という自分のページに移ります。それからスクロールし、「年金」という項目をタップします。

年金のページに移り、「トップページ(ねんきんネット)」をタップします。

ねんきんネットに入る

・「将来の年金額を試算する」をタップします。

そうすると「試算結果を照会する」というページに移り年金見込額が示されます。受給年齢を早くしたり、遅くしたりと条件を変更することでもらえる年金の額も変わりますので今後の参考にされて下さい。

公的年金シュミレーターを使って調べた場合

用意するもの

スマートフォン・ねんきん定期便

1.パソコンやスマートフォンで厚生労働省のページを開くhttps://www.mhlw.go.jp/stf/kouteki_nenkin_simulator.html

2.簡単に生年月日を入力し「試算する」を押します。

3.年金定期便のハガキがあると便利です。ない場合やパソコンの場合は指示に従い入力されて下さい。

ねんきん定期便をお持ちの方

定期便があることで、スマートフォンに自動入力が可能です。

押して開くと下記のような手順に従いバーコード読み取りをすると簡単にシュミレーションができます。

ねんきん定期便をお持ちでない場合

働き方・暮らし方や今後の年収など項目に従ってご入力ください。

自分がいくら将来受け取れるか

シュミレーションはいかがでしたでしょうか。年金額は先ほど利用した年金定期便(日本年金機構から年1回送られてくる)でも分かりますが、より詳しく知りたい方はやはりシュミレーターを使った方が良いでしょう。

いつから受給したいかを考える

20歳代や30歳代くらいは年金はまだ払うだけで本当に受給できるか不安もあるでしょう。でも大丈夫です。50歳代ともなると年金が身近に感じられる方も多いと思います。繰り上げする場合(月0.4%減)、65歳からもらう場合、繰り下げした場合(月0.7%増)、最大75歳まで遅らせた場合のそれぞれの歳でもらえる支給額が変わってきます。

65歳で受け取る場合より、70歳まで遅らせると42%増 75歳まで遅らせると最大84%にもなります。1年や1ヶ月単位で遅らせることも繰り上げることもできますので自分の家計に応じて考えていきたいです。

老後の生活費は現役世代に比べると低く抑えられると思います。年金額が分かることでその後の家計の見通しができやすくなります。

例えばシンプルに考えると65歳時点で、生活費が毎月20万かかり、収入(年金)が15万支給とすると足りない分5万✖️12ヶ月 年60万。その金額で95歳まで続いたとしたら 60万✖️30年=1800万の貯蓄が必要になります。(特別支出などは除く)2000万円よりは安いです。

また繰り下げ支給を検討していくことによりもっと節約できるかもしれません。また家族の人数、退職金など収入がある場合もそれぞれ必要金額が変わってきます。見通しを持てたことで家計管理しやすくなったら幸いです。

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